「導入したテンプレート一覧」の版間の差分

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このページは、Template名前空間内用に作成されたメッセージの一覧が、記事の更新という形で、掲載されていきます。
このページは、Template名前空間内用に作成されたメッセージの一覧が、記事の更新という形で、掲載されていきます。
==テンプレートメッセージの利用方法==
==テンプレートメッセージの利用方法==
===表示方法===
=== テンプレートを呼び出す ===
テンプレートメッセージをページ内で使用するには、<code><nowiki>{{名称}}</nowiki></code>あるいは<code><nowiki>{{subst:名称}}</nowiki></code>のいずれかを挿入します。すると、挿入した位置にテンプレートメッセージが表示されるようになります。
テンプレートをページ内に呼び出すには、次のように記述します。
* <code>'''<nowiki>{{名称}}</nowiki>'''</code>を使用した場合には、これを挿入したページが閲覧されるたびにTemplate名前空間からメッセージを呼び出して表示されます。このページの次の編集時には<code><nowiki>{{名称}}</nowiki></code>がそのまま残って表示されます。
 
* <code>'''<nowiki>{{subst:名称}}</nowiki>'''</code>を使用した場合には、<code><nowiki>{{subst:名称}}</nowiki></code>がテンプレートメッセージの内容と丸ごと入れ替わって保存されます。次回の編集時には<code><nowiki>{{subst:名称}}</nowiki></code>は残っていません。
<nowiki>{{テンプレート名}}</nowiki>
* <code>'''<nowiki>{{msgnw:名称}}</nowiki>'''</code>を使用すると、自動的に<code><nowiki><nowiki></nowiki></code>タグにはさまれるため、テンプレートメッセージのソースが表示されます。
 
この<code><nowiki>{{テンプレート名}}</nowiki></code>という書き方を、「'''テンプレートタグ'''」と呼んでいます。
 
例えば[[:Template:最新の出来事]]というテンプレートについて考えてみましょう。ウィキページに<code><nowiki>{{最新の出来事}}</nowiki></code>を挿入すると、このタグのあるすべての記事に以下のテキストが表示されます。
 
<div style="border: 1px dotted black; padding: 5px">
{{最新の出来事}}
</div>
 
<nowiki>{{Reader toc ja}}</nowiki>のように、単語の間に空白のあるテンプレート名も可能です。メディアウィキでは、最初の文字の大文字・小文字を区別しませんので、<nowiki>{{cleanup}}と{{Cleanup}}</nowiki>は同じテンプレートを呼び出しますが、<nowiki>{{cfd}}</nowiki>と<nowiki>{{CfD}}</nowiki>(最後の"d"は大文字・小文字)は区別されます([[Help:ページ名]]参照)。
 
テンプレートはまた、テンプレートの生成時に代入されるテンプレート変数を扱えます。
<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">
&#123;{テンプレート名|<font color="red">引数1</font>|<font color="red">引数2</font>|.....}}
</div>
または
<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">
&#123;{テンプレート名|テンプレート変数1=<font color="red">引数1</font>|テンプレート変数2=<font color="red">引数2</font>|.....}}
</div>
 
この場合、引数の部分はそれぞれ自由に変えることができます。各テンプレートでどのような引数に何を入れるかについては、各テンプレートページの説明を確認してください(説明がない場合は編集画面にして、ソースを覗いてください。ノートページに書いてある場合もあります。それでも分からないときはテンプレートを作った人に聞くとよいでしょう)。
 
なお、<code>&#123;{テンプレート名|<font color="red">引数1</font>|<font color="red">引数2</font>|.....}}</code> の書き方は、引数の中に <code> = </code> が含まれているとうまく動作しません。この場合は、<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">&#123;{テンプレート名|<span style="background: yellow">1=</span><font color="red">引数1</font>|<span style="background: yellow">2=</span><font color="red">引数2</font>|.....}}</div>のように、該当する引数の前に数字と <code> = </code> を入れてください。数字は、引数の「番目」の数です。
 
<code>&#123;{PAGENAME}}</code> のような、システム変数と呼ばれるものは、テンプレートと同じ書き方ですが、テンプレートではありません。詳しくは[[Help:マジックワード]]を参照してください。また、主としてテンプレート中で使われる <code>&#123;{#....}}</code> のように、<code>&#123;{#</code> で始まっているものも、[[Help:条件文|条件文]]と呼ばれる別のものです。
 
==== スペースの無視 ====
テンプレート名の前後の半角スペース、タブ、改行はないものとして扱われます。またテンプレート変数が <code>=</code> で指定されているとき、テンプレート変数や引数の前後の半角スペース、タブ、改行はないものとして扱われます。<code>=</code> で指定されていないとき、引数の前後のスペースは無視されません。
{| class=wikitable
|-
!テンプレートの内容
!読み込み方
!表示
|-
|rowspan=4|「Template:経路b」<div style="padding:1em 0.5em 1em 0.5em; margin:0; border: 1px brown dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{{1|東京}}}から{{{2|博多}}}まで</nowiki></div>
|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{経路b|1=名古屋|2=新大阪}}</nowiki></div>
|名古屋から新大阪まで
|-
|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{ 経路b | 1 = 名古屋 | 2 = 新大阪 }}</nowiki></div>
|名古屋から新大阪まで
|-
|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{経路b|名古屋|新大阪}}</nowiki></div>
|名古屋から新大阪まで
|-
|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{経路b|名古屋 | 新大阪}}</nowiki></div>
|名古屋 から 新大阪まで
|-
|}
 
==== 自己リンク ====
通常、<code><nowiki>[[</nowiki>リンク先]] </code>とするとリンクが作成されますが、このリンク先にそのページ名を入れると、自己リンクを避けるため、リンクではなくただの太字になります。テンプレートを呼び出した場合にも、テンプレート内に呼び出しした側のページへのリンクが含まれていると、自己リンクを防ぐため、リンクではなくただの太字になります。たとえば、「Template:C」に
<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px brown dashed; font-family: monospace">
<nowiki>[[D]] - [[E]] - [[F]]</nowiki>
</div>
とあったとき、ページ「D」から
<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">
&#123;{C}}
</div>
として呼び出した場合には、
{{Indent|1= [[{{FULLPAGENAME}}|D]] - [[E]] - [[F]]}}
のように表示されます。ただし、リンク先がリダイレクトの場合には、自己リンクの解決は行われません。
 
==== テンプレート名をテンプレートやシステム変数で指定する ====
テンプレート名をテンプレートやシステム変数で指定することは可能です。たとえば、
{| class=wikitable
|-
!テンプレート
!テンプレート
!読み込み方
!表示
|-
|「Template:おなまえ」<div style="padding:1em 0.5em 1em 0.5em; margin:0; border: 1px green dashed; font-family: monospace"><nowiki>さいとう</nowiki></div>
|「Template:欄」<div style="padding:1em 0.5em 1em 0.5em; margin:0; border: 1px brown dashed; font-family: monospace"><nowiki>おなまえ</nowiki></div>
|<div style="padding:1em 0.5em 1em 0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{ {{欄}} }}</nowiki></div>
|さいとう
|-
|
|「Template:不思議」<div style="padding:1em 0.5em 1em 0.5em; margin:0; border: 1px brown dashed; font-family: monospace">あれよあれよ</div>
|ページ「不思議」内にて<div style="padding:1em 0.5em 1em 0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{ {{PAGENAME}} }}</nowiki></div>
|あれよあれよ
|}
 
このとき、4つの大括弧を左右とも <code><nowiki>{{{{欄}}}}</nowiki></code> のように連続してしまうと、うまく働きません。少なくともどちらかを2つずつに分けてください。
 
=== テンプレートの内容で置き換える ===
{{Redirect3|subst|ウィキペディア編集用語|[[MS-DOS]]、[[Microsoft Windows]]の[[コマンド (コンピュータ)|コマンド]]|:en:SUBST}}<!-- ?→ディスクドライブ仮想化ソフト -->
{{otheruses2||英語の略語subst.の意味|[https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/subst./ goo辞書「subst.」]|wikt:en:subst.}}
{{see also|en:Wikipedia:Substitution|en:Help:Substitution}}
{{ショートカット|H:SUBST|H:SAFESUBST}}
<code><nowiki>{{テンプレート名}}</nowiki></code>というテンプレートタグは、「テンプレートをそこで呼び出す」という指示ですので、閲覧する時点でのテンプレートの内容が挿入されます。テンプレートが更新されれば、そのテンプレートを呼び出しているページにも変更が反映されます。
 
しかし、それでは不便なこともあります。編集した時点でのテンプレートの内容を恒久的に保存したい場合です。この要求に応えるため、テンプレート呼び出しをその内容で置き換えることができます。決まった呼び方はありませんが、「'''subst展開'''」と呼ばれています。(注:<nowiki><ref></nowiki>タグ内ではsubst展開は使用できません。展開されず、<nowiki>{{subst:テンプレート名...}}</nowiki>がそのまま残ります。)
<nowiki/><div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">
<nowiki>{{</nowiki>{{Color|red|subst:}}テンプレート名....}}
</div>
 
このように <code>subst:</code> を <code><nowiki>{{</nowiki></code> とテンプレート名の間に記述します。subst展開を使って投稿すると、次に編集画面を開いたときには、<code><nowiki>{{subst:テンプレート名}}</nowiki></code> は残っておらず、テンプレートの内容のみが表示されているでしょう。
 
subst展開を使うかどうかはテンプレートごとに決められています。基本的には、テンプレートの内容を常に反映し続けたい場合はsubst展開を使わず、逆にその時点でのテンプレート内容で確定したい場合はsubst展開を使うことになります。テンプレートによっては、どちらでも構わない場合もあります。テンプレートを使用する際と同様、そのテンプレートの説明をお読みください。
 
テンプレート呼び出しと同様、subst展開でもリダイレクトは有効です。つまり、「Template:別名」が「Template:転送先」へのリダイレクトの時、<code><nowiki>{{subst:別名}}</nowiki></code>でも<code><nowiki>{{subst:転送先}}</nowiki></code>でも同じ結果になります。
 
==== subst展開とライセンス ====
subst展開では、他のページの内容を複製することに相当することが起こります。そのため、複製に関するライセンス規定([[Wikipedia:著作権|著作権]])を考慮し、複製元についての情報を「[[Help:要約欄|要約欄]]」に記入しておくと良いでしょう。
 
要約欄では、ページの分割や統合を行う際と同様に、subst展開したテンプレートへリンクしておくと良いかもしれません。例えば、「<code><nowiki>[[Template:○○]]をsubst展開</nowiki></code>」や「<code><nowiki>{{subst:[[Template:○○|]]}}</nowiki></code>」のように記入します。
 
{{See also|Wikipedia:井戸端/subj/substによるテンプレート展開はGFDL違反にあたるのか}}
 
==== subst展開に対応したテンプレート ====
subst展開に対応したテンプレートを書く際には、注意する点があります。
 
subst展開されたテンプレートの内部では、テンプレート呼び出し、マジックワード、条件文は展開されません。これらを展開するには、それぞれに subst: を付ける必要があります。ただし、普通に付けて保存してしまったのでは、保存した時点で展開されてしまいます。よって、以下のような小細工を行う必要があります。
 
# includeonly で囲む方法。<nowiki><includeonly>subst:</includeonly></nowiki>
# 引数のデフォルト値を用いる方法。
#* 引数名substを使う場合 <nowiki>{{{subst|subst:}}}</nowiki>
#* 無名引数を使う場合 <nowiki>{{{|subst:}}}</nowiki>
 
これらを記述した場合、テンプレート呼び出し時に文字列「subst:」が出力されてしまう不具合がありました。この不具合があったことにより、条件文などを含む場合には、テンプレート作成時に普通のテンプレート呼び出しとsubst展開のどちらか一方を選択することが必要でした。
 
safesubst: は、この不具合を解決します。上記例にある subst: の代わりに safesubst: を用いることで、テンプレート呼び出し時に余分な文字列が出力されず、subst展開時と同じ値を返します。
 
何らかの理由により、必ずsubst展開しなければならないテンプレートでは、{{tl|subst!}} を使用します。このテンプレートは、subst展開を行わない通常のテンプレート呼び出しを行った場合には、エラーを表示します。このようにsubst展開に関連し支援するテンプレート群がいくつかあります。[[Template:Subst展開支援テンプレート一覧|Subst展開支援テンプレート一覧]]参照。
 
=== テンプレートのソースを表示する ===
通常あまり使うことはありませんが、テンプレートの説明をするようなとき、テンプレートのソースをそのまま(nowikiで)表示させたいことがあります。この場合には、
<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">
&#123;{<font color="red">msgnw:</font>テンプレート名}}
</div>
のように記入します。
{| class=wikitable
|-
!テンプレート
!読み込み方
!表示
|-
|rowspan=2|「Template:すけすけ」<div style="padding:1em 0.5em 1em 0.5em; margin:0; border: 1px brown dashed; font-family: monospace"><nowiki>たとえば[[メインページ]]で</nowiki></div>
|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{すけすけ}}</nowiki></div>
|たとえば[[メインページ]]で
|-
|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace"><nowiki>{{msgnw:すけすけ}}</nowiki></div>
|<nowiki>たとえば[[メインページ]]で</nowiki>
|-
|}
 
=== Template名前空間以外のページの呼び出し方 ===
定型文などのテンプレートはTemplate名前空間に作られるべきですが、議題を分割したサブページを読み込むなど、Template名前空間以外のページをトランスクルードしたいときがあります。ここでは、そのような場合の呼び出し方を一覧にしておきます。
{| class=wikitable
|-
!名前空間!!ページ名の例!!呼び出し方
|-
|Template||align=right|<code>Template:固有名</code>||align=right|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">&#123;{固有名}}</div>
|-
|標準名前空間||align=right|<code>固有名</code>||align=right|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">&#123;{<font color="red">:</font>固有名}}</div>
|-
|その他||align=right|<code>名前空間名:固有名</code>||align=right|<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">&#123;{名前空間名:固有名}}</div>
|}
標準名前空間(普通の記事)を読み込む場合、<code>&#123;{</code> のあとに <code>:</code> が必要なことに気をつけてください。
 
またサブページは、
<div style="padding:0.5em; margin:0; border: 1px blue dashed; font-family: monospace">
&#123;{/サブページ名}}
</div>
のように相対リンクを用いて読み込むことができます。詳しくは[[Help:サブページ]]をご覧ください。


より詳しい表示方法やテンプレートの作成方法については、[https://ja.wikipedia.org/wiki/Help:%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88 Help:テンプレート]をご覧ください。
===導入されている全テンプレート一覧===
===導入されている全テンプレート一覧===
* [{{fullurl:Special:Allpages|namespace=10}} Template名前空間内にある全ページ]
* [{{fullurl:Special:Allpages|namespace=10}} Template名前空間内にある全ページ]
<br style="clear:both"/>
<br style="clear:both"/>

2022年3月6日 (日) 22:55時点における版

このページは、Template名前空間内用に作成されたメッセージの一覧が、記事の更新という形で、掲載されていきます。

テンプレートメッセージの利用方法

テンプレートを呼び出す

テンプレートをページ内に呼び出すには、次のように記述します。

{{テンプレート名}}

この{{テンプレート名}}という書き方を、「テンプレートタグ」と呼んでいます。

例えばTemplate:最新の出来事というテンプレートについて考えてみましょう。ウィキページに{{最新の出来事}}を挿入すると、このタグのあるすべての記事に以下のテキストが表示されます。

[[Category:]]

{{Reader toc ja}}のように、単語の間に空白のあるテンプレート名も可能です。メディアウィキでは、最初の文字の大文字・小文字を区別しませんので、{{cleanup}}と{{Cleanup}}は同じテンプレートを呼び出しますが、{{cfd}}と{{CfD}}(最後の"d"は大文字・小文字)は区別されます(Help:ページ名参照)。

テンプレートはまた、テンプレートの生成時に代入されるテンプレート変数を扱えます。

{{テンプレート名|引数1|引数2|.....}}

または

{{テンプレート名|テンプレート変数1=引数1|テンプレート変数2=引数2|.....}}

この場合、引数の部分はそれぞれ自由に変えることができます。各テンプレートでどのような引数に何を入れるかについては、各テンプレートページの説明を確認してください(説明がない場合は編集画面にして、ソースを覗いてください。ノートページに書いてある場合もあります。それでも分からないときはテンプレートを作った人に聞くとよいでしょう)。

なお、{{テンプレート名|引数1|引数2|.....}} の書き方は、引数の中に = が含まれているとうまく動作しません。この場合は、

{{テンプレート名|1=引数1|2=引数2|.....}}

のように、該当する引数の前に数字と = を入れてください。数字は、引数の「番目」の数です。

{{PAGENAME}} のような、システム変数と呼ばれるものは、テンプレートと同じ書き方ですが、テンプレートではありません。詳しくはHelp:マジックワードを参照してください。また、主としてテンプレート中で使われる {{#....}} のように、{{# で始まっているものも、条件文と呼ばれる別のものです。

スペースの無視

テンプレート名の前後の半角スペース、タブ、改行はないものとして扱われます。またテンプレート変数が = で指定されているとき、テンプレート変数や引数の前後の半角スペース、タブ、改行はないものとして扱われます。= で指定されていないとき、引数の前後のスペースは無視されません。

テンプレートの内容 読み込み方 表示
「Template:経路b」
{{{1|東京}}}から{{{2|博多}}}まで
{{経路b|1=名古屋|2=新大阪}}
名古屋から新大阪まで
{{ 経路b | 1 = 名古屋 | 2 = 新大阪 }}
名古屋から新大阪まで
{{経路b|名古屋|新大阪}}
名古屋から新大阪まで
{{経路b|名古屋 | 新大阪}}
名古屋 から 新大阪まで

自己リンク

通常、[[リンク先]] とするとリンクが作成されますが、このリンク先にそのページ名を入れると、自己リンクを避けるため、リンクではなくただの太字になります。テンプレートを呼び出した場合にも、テンプレート内に呼び出しした側のページへのリンクが含まれていると、自己リンクを防ぐため、リンクではなくただの太字になります。たとえば、「Template:C」に

[[D]] - [[E]] - [[F]]

とあったとき、ページ「D」から

{{C}}

として呼び出した場合には、

D - E - F

のように表示されます。ただし、リンク先がリダイレクトの場合には、自己リンクの解決は行われません。

テンプレート名をテンプレートやシステム変数で指定する

テンプレート名をテンプレートやシステム変数で指定することは可能です。たとえば、

テンプレート テンプレート 読み込み方 表示
「Template:おなまえ」
さいとう
「Template:欄」
おなまえ
{{ {{欄}} }}
さいとう
「Template:不思議」
あれよあれよ
ページ「不思議」内にて
{{ {{PAGENAME}} }}
あれよあれよ

このとき、4つの大括弧を左右とも {{{{欄}}}} のように連続してしまうと、うまく働きません。少なくともどちらかを2つずつに分けてください。

テンプレートの内容で置き換える

{{テンプレート名}}というテンプレートタグは、「テンプレートをそこで呼び出す」という指示ですので、閲覧する時点でのテンプレートの内容が挿入されます。テンプレートが更新されれば、そのテンプレートを呼び出しているページにも変更が反映されます。

しかし、それでは不便なこともあります。編集した時点でのテンプレートの内容を恒久的に保存したい場合です。この要求に応えるため、テンプレート呼び出しをその内容で置き換えることができます。決まった呼び方はありませんが、「subst展開」と呼ばれています。(注:<ref>タグ内ではsubst展開は使用できません。展開されず、{{subst:テンプレート名...}}がそのまま残ります。)

{{subst:テンプレート名....}}

このように subst:{{ とテンプレート名の間に記述します。subst展開を使って投稿すると、次に編集画面を開いたときには、{{subst:テンプレート名}} は残っておらず、テンプレートの内容のみが表示されているでしょう。

subst展開を使うかどうかはテンプレートごとに決められています。基本的には、テンプレートの内容を常に反映し続けたい場合はsubst展開を使わず、逆にその時点でのテンプレート内容で確定したい場合はsubst展開を使うことになります。テンプレートによっては、どちらでも構わない場合もあります。テンプレートを使用する際と同様、そのテンプレートの説明をお読みください。

テンプレート呼び出しと同様、subst展開でもリダイレクトは有効です。つまり、「Template:別名」が「Template:転送先」へのリダイレクトの時、{{subst:別名}}でも{{subst:転送先}}でも同じ結果になります。

subst展開とライセンス

subst展開では、他のページの内容を複製することに相当することが起こります。そのため、複製に関するライセンス規定(著作権)を考慮し、複製元についての情報を「要約欄」に記入しておくと良いでしょう。

要約欄では、ページの分割や統合を行う際と同様に、subst展開したテンプレートへリンクしておくと良いかもしれません。例えば、「[[Template:○○]]をsubst展開」や「{{subst:[[Template:○○|]]}}」のように記入します。

subst展開に対応したテンプレート

subst展開に対応したテンプレートを書く際には、注意する点があります。

subst展開されたテンプレートの内部では、テンプレート呼び出し、マジックワード、条件文は展開されません。これらを展開するには、それぞれに subst: を付ける必要があります。ただし、普通に付けて保存してしまったのでは、保存した時点で展開されてしまいます。よって、以下のような小細工を行う必要があります。

  1. includeonly で囲む方法。<includeonly>subst:</includeonly>
  2. 引数のデフォルト値を用いる方法。
    • 引数名substを使う場合 {{{subst|subst:}}}
    • 無名引数を使う場合 {{{|subst:}}}

これらを記述した場合、テンプレート呼び出し時に文字列「subst:」が出力されてしまう不具合がありました。この不具合があったことにより、条件文などを含む場合には、テンプレート作成時に普通のテンプレート呼び出しとsubst展開のどちらか一方を選択することが必要でした。

safesubst: は、この不具合を解決します。上記例にある subst: の代わりに safesubst: を用いることで、テンプレート呼び出し時に余分な文字列が出力されず、subst展開時と同じ値を返します。

何らかの理由により、必ずsubst展開しなければならないテンプレートでは、{{subst!}} を使用します。このテンプレートは、subst展開を行わない通常のテンプレート呼び出しを行った場合には、エラーを表示します。このようにsubst展開に関連し支援するテンプレート群がいくつかあります。Subst展開支援テンプレート一覧参照。

テンプレートのソースを表示する

通常あまり使うことはありませんが、テンプレートの説明をするようなとき、テンプレートのソースをそのまま(nowikiで)表示させたいことがあります。この場合には、

{{msgnw:テンプレート名}}

のように記入します。

テンプレート 読み込み方 表示
「Template:すけすけ」
たとえば[[メインページ]]で
{{すけすけ}}
たとえばメインページ
{{msgnw:すけすけ}}
たとえば[[メインページ]]で

Template名前空間以外のページの呼び出し方

定型文などのテンプレートはTemplate名前空間に作られるべきですが、議題を分割したサブページを読み込むなど、Template名前空間以外のページをトランスクルードしたいときがあります。ここでは、そのような場合の呼び出し方を一覧にしておきます。

名前空間 ページ名の例 呼び出し方
Template Template:固有名
{{固有名}}
標準名前空間 固有名
{{:固有名}}
その他 名前空間名:固有名
{{名前空間名:固有名}}

標準名前空間(普通の記事)を読み込む場合、{{ のあとに : が必要なことに気をつけてください。

またサブページは、

{{/サブページ名}}

のように相対リンクを用いて読み込むことができます。詳しくはHelp:サブページをご覧ください。

導入されている全テンプレート一覧